全国トヨペットカートGP 決勝編
2019.12.04
小坂店の青山です
予選編に続いて決勝編となりますが、ちょっと長くマニアックになりますので、まずは結果から
90分耐久レース 決勝Aグループ 全12台中 8位でフィニッシュ
各ドライバーの状況は以下の通りです
青山
ベストタイム 36.511秒
平均タイム 37.275秒
亀岡選手
ベストタイム 37.154秒
平均タイム 38.156秒
田所選手
ベストタイム 36.902秒
平均タイム 37.598秒
亀田選手
ベストタイム 36.769秒
平均タイム 38.128秒
青山
ベストタイム 36.154秒
平均タイム 36.935秒
参考
決勝Aグループ1位チーム
ベストタイム 35.287秒
プロチーム
ベストタイム 34.103秒
前回大会ディビジョン2優勝チーム
ベストタイム 36.042秒 (使用マシンは同じ6号車)
よって今回の愛媛乱乱チームのベストタイムは全チーム最下位でした
荒れ狂うコンディションのせいって事にしておいてください

次にレース概要です
今回のドライバーチェンジはミニゲームをクリアしてから行います
輪投げ、パットゴルフ、黒髭一発の3種目で、走って終わった直後のドライバーがクジ引きで行い、クリア後に次のドライバーへタッチしてドライバーチェンジとなります
決勝スタート順位は8位で青山から走ります
予選編でUPできなかったお手製のシート!!これ注目!!鞄いっぱいにプチプチ詰めて持参!レースの為にシートインシート作りました!
このシートを装着し、準備万端でスタートです

シートのおかげか抜群のスタートと1コーナーでのポジション争いをうまくかわして1周目には6位浮上
しかし、2周目に7位 3周目に9位 5周目には10位にまでポジションを落としてしまいます
先に述べた通り各チームのエースドライバーの中で私は断トツの遅さですので、当たり前の結果です
この時にはそうとも知らず、周りの速さに焦りまくる私・・・
その後は相手チームのピットインなどにも助けられ、結果的に27周目には5位にまでポジションを上げていきました
その頃早々にドライバーチェンジを終えてコースインしてくる一台のマシン
なんと、最後尾スタートのプロチームが私の後方2秒に入ってきたではありませんか!!(プロの方々↓↓)

当然あっという間にベタ付け状態となって、その差は僅か0.2秒
そこから32周目までの5周にわたって煽られ続けるのでした
完全に遊ばれまくってもうだめかと思った時、ピットからのサイン
32周目に亀岡選手へドライバーチェンジですが、ここで不運にも青山は最難関とアナウンスされていた黒髭一発を引いてしまいます
しかし運よく一発でクリア!
最小のタイムロスで亀岡選手を送り出します
亀岡選手はこの時8位でコース復帰
心配したスピンは無く、しっかりしたライン取りで後続を抑えながら周回を重ね、34周目に7位、35周目には自己ベストを記録します
しかしそこから、痺れを切らせた2台の猛追を受けることになります
たまらず43周目に初のスピンで8位となりますが、すぐさまコース復帰を果たし、自己ベストに迫るタイムでプッシュを続け、47周目に7位、51周目に6位となり、そのまま55周目に田所選手へドライバーチェンジとなります
亀岡選手はこの時、チーム内では最難関の位置づけだったパットゴルフを引いてしまいますが、要領よく連打で攻めまくり、前回プラス10秒程度のタイムロスで田所選手を送り出します
田所選手はこの時7位でコース復帰
前方6位との差45秒、後方8位との差10.647秒と僅差で危険な状況です
後続車との10秒差は周回ごとに詰まっていく中、抜かれるギリギリの周で相手のドライバーチェンジに救われます
しかし次の後続車は32秒にまで迫り、さらにタイムを詰めてきています
そんな中でも終始安定した走りと、64周目に自己ベストを叩き出して何とか逃げ切りを図りますが、65周目にはその差17秒にまで詰められます
ですが、66周目、またしても後続のドライバーチェンジに救われて、順位を落とすことなく78周目で亀田選手へのドライバー交代を迎えます
が・・・ 亀岡選手に続いて田所選手までもパットゴルフを引いてしまいます
極度の緊張と瞬間的な環境変化、相変わらずの爆風に焦り、何度挑んでもカップインしてくれません
なんとかクリアした時には2分以上のタイムロスとなってしまいました
亀田選手は9位でコース復帰となり、8位との差は15秒
そこからジリジリと離されて94周目には23秒差
95周目に8位チームのドライバー交代で順位が入れ替わります
そんな中、プレッシャーから解放されたかのように亀田選手は自己ベストを記録します
その後の99周目には7位チームのドライバー交代によって愛媛乱乱チームは7位となります
一方その頃お天気は完全回復するが突風に見舞われたりで大変なことに・・・

このまま逃げ切りたいところですが、ドライバー交代規定数まであと一回あります
後続8位チームは後方46秒から猛追してきています
そして102周目に7位のまま亀田選手は最後のドライバー交代でピットイン
少しでもタイムロスを抑えたい中で引き当てたのは最も望んだ輪投げ
ここでのロスは黒髭一発の最速タイムに迫る速さで、その時のプラス1秒のスムーズなドライバー交代となりました
最後のドライバーは青山で、コース復帰は8位
7位までは約10秒で、9位との差は45秒
まずは目の前の7位を目指して猛追開始です
順調にその差を詰めていき、106周目には自己ベスト、111周目には8秒にまで迫ります
しかし、レースはクリアラップだけではありません
120周後半にかけてその差は開いてしまいます
127周目には最終コーナーで3台が横並び状態となり、左右から挟まれての接触によって停止寸前にまで失速
なんとこの局面で40秒弱のラップタイムとなってしまいます
実はその頃、9位のマシンは遥か後方からその差26秒にまで迫っており、状況によっては7位どころか9位となってしまいます
必死で攻め続けますが、9位チームはラップタイム35秒前半で着実に追い上げてきます
どうにか現状を維持させたいところですが、焦りと緊張は思考と行動の回路を容赦なく断ち切っていき、走りは全く安定しません
残り数分が長く感じ、コーナーのたびに後続車は迫ってきます
そして最終ラップ
そのまま8位フィニッシュで9位との差11秒
本来ならば7位に上げていかなければならない状況でしたが、なんとも情けない結果となってしまいました
しかしながら、初出場の選手や女性ドライバーは期待以上の走りで、チームに十分貢献してくれました
今回のレースは得るものが多かったのと同時に、自分自身の劣化を痛感した複雑なものでしたが、最終的には最高に楽しかったレースでした
色々思うことはありますが、最後はみんな笑顔ではい、ポーズ(*^^)v☆彡

以上が今年最後のレースとなります
90分間の記録、大したオチもどんでん返しもありませんが、やってる本人は結構真剣で夢中になっています
以上、2週に渡って全国トヨペットカートGPの参加報告でした!最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました!!
過去のカート参加報告は以下から読めます‼合わせてどうぞ↓↓
コチラ→全国トヨペットカートGP 予選編(2019.11.20 UP)
コチラ→今年最後の4時間耐久レースです(2019.09.20 UP)
コチラ→臨時報告 ‼(2019.05.13 UP)
予選編に続いて決勝編となりますが、ちょっと長くマニアックになりますので、まずは結果から
90分耐久レース 決勝Aグループ 全12台中 8位でフィニッシュ
各ドライバーの状況は以下の通りです
青山
ベストタイム 36.511秒
平均タイム 37.275秒
亀岡選手
ベストタイム 37.154秒
平均タイム 38.156秒
田所選手
ベストタイム 36.902秒
平均タイム 37.598秒
亀田選手
ベストタイム 36.769秒
平均タイム 38.128秒
青山
ベストタイム 36.154秒
平均タイム 36.935秒
参考
決勝Aグループ1位チーム
ベストタイム 35.287秒
プロチーム
ベストタイム 34.103秒
前回大会ディビジョン2優勝チーム
ベストタイム 36.042秒 (使用マシンは同じ6号車)
よって今回の愛媛乱乱チームのベストタイムは全チーム最下位でした
荒れ狂うコンディションのせいって事にしておいてください

次にレース概要です
今回のドライバーチェンジはミニゲームをクリアしてから行います
輪投げ、パットゴルフ、黒髭一発の3種目で、走って終わった直後のドライバーがクジ引きで行い、クリア後に次のドライバーへタッチしてドライバーチェンジとなります
決勝スタート順位は8位で青山から走ります
予選編でUPできなかったお手製のシート!!これ注目!!鞄いっぱいにプチプチ詰めて持参!レースの為にシートインシート作りました!
このシートを装着し、準備万端でスタートです

シートのおかげか抜群のスタートと1コーナーでのポジション争いをうまくかわして1周目には6位浮上
しかし、2周目に7位 3周目に9位 5周目には10位にまでポジションを落としてしまいます
先に述べた通り各チームのエースドライバーの中で私は断トツの遅さですので、当たり前の結果です
この時にはそうとも知らず、周りの速さに焦りまくる私・・・
その後は相手チームのピットインなどにも助けられ、結果的に27周目には5位にまでポジションを上げていきました
その頃早々にドライバーチェンジを終えてコースインしてくる一台のマシン
なんと、最後尾スタートのプロチームが私の後方2秒に入ってきたではありませんか!!(プロの方々↓↓)

当然あっという間にベタ付け状態となって、その差は僅か0.2秒
そこから32周目までの5周にわたって煽られ続けるのでした
完全に遊ばれまくってもうだめかと思った時、ピットからのサイン
32周目に亀岡選手へドライバーチェンジですが、ここで不運にも青山は最難関とアナウンスされていた黒髭一発を引いてしまいます
しかし運よく一発でクリア!
最小のタイムロスで亀岡選手を送り出します
亀岡選手はこの時8位でコース復帰
心配したスピンは無く、しっかりしたライン取りで後続を抑えながら周回を重ね、34周目に7位、35周目には自己ベストを記録します
しかしそこから、痺れを切らせた2台の猛追を受けることになります
たまらず43周目に初のスピンで8位となりますが、すぐさまコース復帰を果たし、自己ベストに迫るタイムでプッシュを続け、47周目に7位、51周目に6位となり、そのまま55周目に田所選手へドライバーチェンジとなります
亀岡選手はこの時、チーム内では最難関の位置づけだったパットゴルフを引いてしまいますが、要領よく連打で攻めまくり、前回プラス10秒程度のタイムロスで田所選手を送り出します
田所選手はこの時7位でコース復帰
前方6位との差45秒、後方8位との差10.647秒と僅差で危険な状況です
後続車との10秒差は周回ごとに詰まっていく中、抜かれるギリギリの周で相手のドライバーチェンジに救われます
しかし次の後続車は32秒にまで迫り、さらにタイムを詰めてきています
そんな中でも終始安定した走りと、64周目に自己ベストを叩き出して何とか逃げ切りを図りますが、65周目にはその差17秒にまで詰められます
ですが、66周目、またしても後続のドライバーチェンジに救われて、順位を落とすことなく78周目で亀田選手へのドライバー交代を迎えます
が・・・ 亀岡選手に続いて田所選手までもパットゴルフを引いてしまいます
極度の緊張と瞬間的な環境変化、相変わらずの爆風に焦り、何度挑んでもカップインしてくれません
なんとかクリアした時には2分以上のタイムロスとなってしまいました
亀田選手は9位でコース復帰となり、8位との差は15秒
そこからジリジリと離されて94周目には23秒差
95周目に8位チームのドライバー交代で順位が入れ替わります
そんな中、プレッシャーから解放されたかのように亀田選手は自己ベストを記録します
その後の99周目には7位チームのドライバー交代によって愛媛乱乱チームは7位となります
一方その頃お天気は完全回復するが突風に見舞われたりで大変なことに・・・

このまま逃げ切りたいところですが、ドライバー交代規定数まであと一回あります
後続8位チームは後方46秒から猛追してきています
そして102周目に7位のまま亀田選手は最後のドライバー交代でピットイン
少しでもタイムロスを抑えたい中で引き当てたのは最も望んだ輪投げ
ここでのロスは黒髭一発の最速タイムに迫る速さで、その時のプラス1秒のスムーズなドライバー交代となりました
最後のドライバーは青山で、コース復帰は8位
7位までは約10秒で、9位との差は45秒
まずは目の前の7位を目指して猛追開始です
順調にその差を詰めていき、106周目には自己ベスト、111周目には8秒にまで迫ります
しかし、レースはクリアラップだけではありません
120周後半にかけてその差は開いてしまいます
127周目には最終コーナーで3台が横並び状態となり、左右から挟まれての接触によって停止寸前にまで失速
なんとこの局面で40秒弱のラップタイムとなってしまいます
実はその頃、9位のマシンは遥か後方からその差26秒にまで迫っており、状況によっては7位どころか9位となってしまいます
必死で攻め続けますが、9位チームはラップタイム35秒前半で着実に追い上げてきます
どうにか現状を維持させたいところですが、焦りと緊張は思考と行動の回路を容赦なく断ち切っていき、走りは全く安定しません
残り数分が長く感じ、コーナーのたびに後続車は迫ってきます
そして最終ラップ
そのまま8位フィニッシュで9位との差11秒
本来ならば7位に上げていかなければならない状況でしたが、なんとも情けない結果となってしまいました
しかしながら、初出場の選手や女性ドライバーは期待以上の走りで、チームに十分貢献してくれました
今回のレースは得るものが多かったのと同時に、自分自身の劣化を痛感した複雑なものでしたが、最終的には最高に楽しかったレースでした
色々思うことはありますが、最後はみんな笑顔ではい、ポーズ(*^^)v☆彡

以上が今年最後のレースとなります
90分間の記録、大したオチもどんでん返しもありませんが、やってる本人は結構真剣で夢中になっています
以上、2週に渡って全国トヨペットカートGPの参加報告でした!最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました!!
過去のカート参加報告は以下から読めます‼合わせてどうぞ↓↓
コチラ→全国トヨペットカートGP 予選編(2019.11.20 UP)
コチラ→今年最後の4時間耐久レースです(2019.09.20 UP)
コチラ→臨時報告 ‼(2019.05.13 UP)
