ToP Town宇和島スタッフブログ
「寒冷地仕様車」の記事
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【お役立ち】トップタウン宇和島☆軽油は低温だと凍る!?固まる!?
2023.02.25
みなさんこんにちは!愛媛トヨペット㈱ToP Town宇和島カメダwithB(畠山・中川)です(*‘ω‘ *)
少し寒さも和らいできたかな・・・?という感じもしますね。
しかし、カメダは今年スノーボードを本格的に始めたので…、暖かくなるとシーズン終了になってしまうので、もう少し寒くあってほしいな、なんて思ったりもしています(‘ω’)
先月、広島の恐羅漢(おそらかん)スキー場へ行ったのですが、その時初めて「軽油は低温だと固まる可能性がある」ということを知りました( ゚Д゚)この日は知人のディーゼル車で行っておりました♪
寒波が来ていたこともあり、そのとき外気温はマイナス10℃近かったです...((+_+))
(もはやゲレンデで遭難しているみたいになっている・・・)
ということで今回は、低温で軽油は固まってしまう可能性がある!というお話です!
あくまでも、"可能性がある"ということです。
車種や、燃料の残量、環境下などによって、異なります。
WithBの畠山と中川はハイエースのディーゼル車に乗っていますので、2人に説明してもらいます(^_-)-☆
2人の愛車、ハイエースについてはこちらをどうぞ!👇
【車両情報】トップタウン宇和島☆ハイエース特別仕様車SUPER GL"DARK PRIME Ⅱ"の魅力!
併せて読みたい記事👇
【車両情報】トップタウン宇和島☆ディーゼル車ってなあに???
◎軽油とは・・・
ガソリンと比較して簡単に説明します!!
ガソリンも軽油も元々は同じ「原油」から作られています!
レギュラーガソリンの沸点は30℃~180℃くらい、軽油の沸点は240℃~350℃くらいです。そして、それぞれの沸点の範囲で留出されます!
引火点*1・着火点*2にも違いがあり、ガソリンの引火点は約-40℃、着火点は約300℃、軽油の引火点は約50℃~70℃、着火点は約250℃です。
*1引火点:火種を近づけた場合に燃え始める温度
*着火点:火種のないところで自然に燃え始める温度
◎軽油の規格はこれ!だから固まる!
軽油の規格はJIS(日本産業規格)に定められています。
軽油は固まりやすさを示す"流動点"の違いによって、特1号・1号・2号・3号・特3号の5つに部類されています。
流動点が高く、気温が下がると固まりやすい特1号・1号は夏場に、流動点が低く、低温でも固まりにくい2号は冬季に、より流動点の低い3号、特3号は寒冷地で使用されるなど、使い分けは地域や季節で異なっています。
ここでポイントとなるのは、流動点ともう一つ、"目詰まり点"の温度です!
軽油がシャーベット状に固まってしまい、燃料フィルターなどを通過しなくなってしまう温度が"目詰まり点"です。
目詰まり点が、軽油の使用可能温度の目安といえます。
目詰まりを起こしてしまうと、燃料がエンジンへ送られなくなってしまい、エンジン始動ができなくなります。
データの出所はJIS K 2204解説から
参考までに・・・この規格の他に、軽油の規格には、10%残炭、セタン指数、硫黄分、密度等があります。
詳しくはコチラをどうぞ👇
石油連盟HP:軽油の品質
◎寒冷地に行く場合にはどうするのがベスト?
温暖地域から寒冷地へ行く場合は、
現地に着くころに燃料が半分以下になるようにし、現地の軽油を給油するのがベスト!
※あくまでも、ToP Town宇和島スタッフの意見です(^^)
ただ、運転中はエンジンが動いて温まっているので、軽油が冷えて固まることは少ないです。
注意すべきは、寒冷地で長時間車を放置したときです。
特に寒冷地の朝や夜は冷え込むので、キャンプをする場合などは注意したほうがよいです!
但し、これもまた、環境下で異なります。
ランドクルーザープラド(ディーゼル)の寒冷地仕様に乗っているスタッフも、このことを知らなかったようです。(*'ω'*)
長野県に行った際、現地で給油を行った上で3日間車を動かさなかったことがあるそうですが、軽油は固まらなかったそうです!
全国の軽油使用ガイドラインはこちらになります。
※あくまでもガイドラインであって規定ではありません。
参考:石油連盟HP
データの出所はJIS K 2204解説から
ガイドラインでみると、四国の1月は1号のようです( ゚Д゚)!!
※四国の全ガソリンスタンドが1号軽油を使っているとは限りません。
カメダが1月に恐羅漢へ行った際は、外気温がマイナス10℃近かったので、現地の軽油を給油せず長時間車を放置していたら危なかったかも・・・?
◎ディーゼル車の寒冷地仕様車ならフューエルヒーターがついていることも・・・!
フューエル(fuel)は、日本語で燃料のことを指します。ですので、一般的には燃料ヒーターと呼ばれることが多いようです。
トヨタ自動車ではフューエルヒーターと呼びます。
フューエルヒーターは、主にディーゼルエンジンで用いられています。
燃料タンクから、燃料を噴射するためのインジェクションポンプまでの間の、燃料ライン中に設けられたヒーターを指します!
ヒーターで暖めることにによって、軽油が固まることを防ぎます♪
※必ずしも、ディーゼル車の寒冷地仕様車全てにフューエルヒーターがついているとは限りません。
お乗りのお車の取扱説明書をご確認いただくか、販売店へお問い合わせくださいませ。
※フューエルヒーターは万能ではなく、既に燃料タンクや、燃料タンクからエンジンまでの配管が凍ってしまっている場合には効果はありません。
エンジンがかかることで暖め始めるので、エンジンがかからないことには効果を発揮できません。
いかがでしたか?
普段お住いの地域で過ごす分には問題ないと思いますが、もしも、旅行・遠出などで気温の低い地域に行ったりする場合には、参考にしていただければと思います。
では、今回はこの辺で・・・♪
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【車両情報】寒冷地仕様車は何が違うの?
2020.09.13
こんにちは☆
愛媛トヨペット トップタウン宇和島 キュートな坊主頭でお馴染み江里口とこう見えても(バスケ少年だった)中堅な津村、毎日コツコツあつ森・島クリエイター頑張ってます店頭スタッフ山尾です。
先日の、台風10号で被害を受けられた皆様及びご家族の方に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
早いもので今年もあと4ヶ月ですね。暦の上では秋でも日中の暑いこと!!!熱中症に気をつけてこまめな水分補給をしてくださいね(‘ω’)
さて今回は、「寒冷地仕様車って標準仕様車と何が違うの?」にお答えします!!
まず、寒冷地仕様車とは…簡単に言えば、寒冷地での使用を考えられた車です。(そのままですね)
ですが、寒冷地にお住まいでない方も寒冷地仕様車をメーカーオプション(車両注文時にしか取り付けできません)で購入することができます!(^^)!
では、ここで本題の標準仕様車との違いを挙げていきましょう♪
※標準仕様車とは、皆さんが買われている(ノーマル)車のことです。
北海道地区には、寒冷地仕様が標準装備となります。
寒冷地仕様は標準仕様より平均して車両本体価格に1~2万円の差がございます。
全車種のカタログには"メーカー希望小売価格"と"北海道地区メーカー希望小売価格"の2種類の価格が記載されていますが、
私たちが購入できる価格は"メーカー希望小売価格"です。
今回撮影した車はランドクルーザープラド(ディーゼル)の寒冷地仕様車です。(なぜならスタッフが乗っているから♪)
では、さっそく見ていきましょう!!
◆バッテリーの大容量化(場合によっては、バッテリーを2個載せているものもあります。ガソリン・ハイブリッド車は1個です。)
エンジンがかからなくなるのを防ぐために容量を大きくしています。
ランドクルーザープラド(ディーゼル車)は、2個付きます。
◆スターターモーター(セルモーター)の強化
※エンジンを始動させる電動モーターのこと
◆エンジン冷却水(濃度を50%)
※エンジンを冷やすためにエンジン内部を循環する液体のこと(通常濃度は30%)
-30℃未満になっても凍らないように濃度を50%に調整しているよ。
◆ウインドシールドデアイサー(熱線式)
※ワイパーに付着した雪や氷をガラスに貼った熱線で除去する装置
◆フロントワイパー、リヤワイパー(寒冷地用)
冬でも凍結しにくい!
◆PTCヒーター(自己温度制御システム)
※エンジンが温まるまでの電気ヒーター。即座に温かい風を出してくれるよ。
◆リヤフォグランプ
※霧や雨、雪などで視界が悪い時に点灯させる補助ランプ
リフレクター(光の反射板)は保安基準で装着が義務付けられています。が、勝手に光らせるのは違法です。そのため、見た目の品質を向上させる意味でも寒冷地仕様車にしてリヤフォグランプを装着する人もいます。(寒冷地住みでない方が寒冷地仕様を購入する場合はこの理由も決め手の1つですね。)
ちなみに、
車種によっては、フォグランプが左右両方や右側だけ、または中央に1つの装着もあります。
60系ハリアーについてはこちら→【車両情報】ハリアーの魅力を「宇和島」の勇が語る(2020.04.14新型ハリアー情報追記)
一般的には、以上の装備が寒冷地仕様の装備として設定されています。
上記のほかにも、
◆リヤデフォッガーの強化
※リヤガラスに付着した曇りや雪、氷をガラスに貼った電熱線で除去する装置
◆ヒーターリヤダクト
※後部座席の足元に温風をおくる装置
、、、etc と、様々な装置が強化されています。
車種によっては、搭載装備が違います。あくまで、一例を載せています。購入される際はスタッフまでお問合せください。
ちなみに愛媛トヨペットの試乗車は全て標準仕様となっております。
最後に、寒冷地仕様とは関係ありませんが、ランドクルーザープラドのボンネットを開けたら珍しいオイルを見つけたので紹介します!
その名も"パワーステアリングオイル"です。
※ステアリングとは車のハンドルのことです♪
パワーステアリングは大きく分けて"油圧式"と"電動式"の2つに分けられます。パワーステアリングオイルを用いている車は"油圧式"です。
油圧式はオイルポンプで発生する油圧により、ハンドルの操作力を補助してくれます。
"電動式"と比較すると、オイル漏れやベルト点検などのメンテナンスは必要ですがハンドルの操作感覚が自然なんですよ!
では今回はこの辺で♪
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