店長ブログ~「夏」について~
2023.07.25
みなさまこんにちは、松山中央店の安田です。
毎日暑い日が続きますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?
今回のテーマは「夏」です。
「夏」は私の一番好きな季節です。
若い頃は、休日の早朝には早起きしてバイクに乗って走ったものです。
まだ人のいない街を抜けて山へ向って走るのが楽しみでした。
でも8時にもなるとやっぱり暑くなって昼には家に帰ってしまうといったパターンでしたが・・・。
夏季休暇には子供をバイクの後ろに乗せて毎年キャンプ・ツーリングに行きました。
さらに昔の学生時代は、一晩中クルマでドライブしたり徹夜マージャンをしたりと元気だったものです。
白々と明けていく空と程よい倦怠感は今も覚えています。
そんな思い出って「夏」が舞台のものが多いですよね。皆さまも一緒じゃないですか?
地球温暖化のせいか歳のせいか、私にとって最近の「夏」はキツくなりましたが、
まだまだやりたい事はいっぱいあります。皆さまも「夏」を楽しみましょう!
さて私個人の想いは置いといて、今度は自動車に関する「夏のトラブル」についてお話させていただきます。
まず「夏」名物なのがエアコンの故障です。
家庭用のエアコンでもそうですが、いざ使おうと思ったときに冷たい風が出ないことに、気付かれる方が多いかと思います。
近年、夏の暑さには皆さんつらい思いをされているかと思いますが、その中でも小さなお子様やご年配の方にとっては車内が暑いのは一大事です。
エアコントラブルもいろいろとありますが、故障すると修理代は高額になる事が多いです。
修理が出来上がるまでの期間も故障内容やお車の状態によっては、長期間のお預かりとなる場合があります。
長く乗ってこられたクルマに乗られているお客様のご相談を受けた際、高額なエアコン修理代となったことで「修理するか?買い替えか?」と悩まれてのご相談を受けることが多いですね。
冷えかたが弱いくらいならまだその時は我慢できるかもしれませんが、その時にはエアコンが何らかの不具合を抱えていることが考えられます。
そのまま使用していると冷たい風が出なくなりいつかは熱風が出てくることに・・・・。
まずは、エアコンがおかしいなと思ったら早目にご相談いただき、点検を受けていただくことで夏を楽しくお過ごしください。
もう一つ故障ではないけど相談で多いものもご紹介します。
★エアコンが効かないとご相談をうけて、点検してみても特に異常が見つからないケース。
この場合は長く乗っているお車などは、経年劣化によりエアコンの能力が低下してしまっていることが原因です。
そうなるとエアコン関連パーツをすべて取り換えるぐらいの修理をすれば可能とは考えられますが、修理代や修理期間など考えると修理はお勧めしません。
★意外なうっかりケース
見落としとしてあるのがACスイッチが何らかの拍子にOFFになっていることがあります。
これは、洗車や室内清掃などした際、何かの拍子にACボタンがオフになってしまっていたことでが原因です。
この場合はあっさり解決ですね。私共もほっとします。
次は炎天下の駐車時におけるトラブルです。
ダッシュボードは80度近くになります。
サングラスやアクセサリーを置かないようにしてください。変形したり破損したりします。
過去に私のお客様に起きた事例ですが、フロントガラスに貼り付けたお守りの透明な吸盤がレンズとなり、ダッシュボードを焼いた事がありました。
また助手席に置いていた100円ライターが破裂した事もありました。
いずれも惨事には至りませんでしたが、怖いですよね。車内にはなるべく物を置かないようにしてください。
駐車する際は、なるべく日陰を選ぶ、サンシェードを使う、窓を少し開けておくなど、車内温度上昇を防ぎましょう。

また、短時間でもお子さまを車内に残すことは危険です。たとえ窓を3㎝程度開けていても、
締め切った車内温度と比べてわずかながら温度が低くなりますが、
身体にとって厳しい状況であることに変わりなく、脱水症状や熱中症を招く恐れがあります。
短時間でも車内にお子さまを残すことはやめましょう。
同様に高齢者の方も体温調整機能が低下していることがあるため、注意してください。

その他の故障やトラブルが多いもの「夏」です。
JAFさんのデータによれば、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の中で、出動回数が一番多いのは「お盆」だそうです。
帰省や旅行でマイカーを利用する機会が増えるのでしょう。
内容はパンクやバーストなどのタイヤのトラブル、また、バッテリー上がりが主です。
申し訳ございませんが弊社もお盆中はお休みをいただいていますので十分な対応ができないかと思います。
しかしながらこれらは事前に点検をしていればある程度防げるものです。
お出かけを予定されている方は是非点検を受けてください。
また事故やトラブルの際に、どこへ連絡すれば良いかは事前に知っておくことも大切です。
以上、「夏」に気を付けて欲しいことでした。
安全運転と安心点検で「夏」を快適に乗り切りましょう!!

