車検が通らないあるある事例をご紹介!
2023.06.25
皆さまこんにちは。
愛媛トヨペット空港通本店サービスフロントの白石です。
気温がどんどん高くなってきています。
水分補給をこまめにして熱中症には十分お気をつけください。
↓前回のブログはこちらからチェックしてみてください(^▽^)

今回は、車検を受けるときの保安基準にまつわる、知ってそうで知らない車検が通らないあるある事例を挙げていきたいと思います。
1、フロントガラスに貼っていいもの、悪いもの
フロントガラスにステッカーや吸盤式のお守りや初心者マークなどをつけている方がいらっしゃいますが、実は「NO」なのです。
吸盤式のものを貼ってはいけない理由としては、単純で視界を遮ってしまうからです。
安全に運転していただくために、貼っていいもの以外は貼らずに、クリアな状態でカーライフを楽しんでいただきますよう、お願い致します。
フロントガラスに貼っていいもの
・検査標章(新しい車検証と一緒に交付されるステッカー)
・保安基準適合章(車検整備後、新しい車検証が届くまでに代わりに貼っておくステッカー)
・ETCアンテナ
・ドライブレコーダー
・TV放送用受信アンテナ
・人工衛星を利用した位置検出システム(GPS)の電波を受信するためのアンテナ
・オートワイパー設定時に、ワイパーを作動させるためのレインセンサー
などなど、国土交通大臣、地方運輸局長が指定したものです。
貼り付け方については、車種や貼りつけるアンテナによって場所が異なることがあります。
詳しくは、弊社スタッフにお問い合わせくださいませ。

2、運転席、助手席のヘッドレストの取り外し
ヘッドレストとは、シートの上部にセットされたもので衝突から頭や首を守る部品のことです。
事故の際に乗員を守ってくれる必要なパーツになりますので、運転席や助手席のヘッドレストは取り外さないでくださいね。
日常の安全のため、ヘッドレストを装着をした状態で運転を楽しんでください。

3、貨物車について
①荷室の荷物
車検の検査では「検査時車両状態」である車両でないと完成検査を受けることが出来ない決まりになっています。
検査時車両状態とは、空車状態の車に運転者1名が乗車した状態です。
お仕事の関係上、棚などの荷物、精密機械を積んだりすると思います。積まれている場合は当社スタッフが1台ずつ荷物を下ろしています。
お客様の大切なお荷物、積み下ろしの際に精密機械や棚が万が一傷ついてしまい、ご迷惑をおかけしてしまう可能性もあるので、検査時には荷物、棚は下ろしてもらうことをお願いしています。

②セパレートバーの取り外し状態(荷室の仕切り棒)
1ナンバー、4ナンバー車で積載量が500㎏以上の貨物車(ハイエースなど)にはセパレートバーがもともと取り付いています。
セパレートバーとは、乗員と荷室を仕切る必要があり、荷物から乗員を守る働きをしています。安全のためにも取り付けた状態でのご使用をお願いいたします。

③座席の取り外し
荷物を載せる際に邪魔になり、荷室を広くするためでも、2列目のシートを取り外さないでください。。
車検の検査の際に車検証に記載されている人数分のシートがボルトで固定されている必要があります。
④貨物車専用のタイヤの装着
タイヤを交換される場合、サイズの問題だけでなく貨物専用のタイヤを装着しているかが重要になります。
例えばハイエースの場合、
195/80R15 107/105LT
というサイズですが、この中で107/105LTの数字が重要になります。
107/105の数字は【荷重指数】といって、タイヤの強度を指数として表しています。
LTは、ライトトラック(小型貨物用タイヤ)を表しています。
乗り心地を考えて乗用タイヤを装着される方もいますが、強度不足となり、荷重オーバーでタイヤバーストにつながりこともあります。
強度を確保したタイヤを装着し、安全に走行するため適正なタイヤの使用をして下さい。。
⑤バックドアに最大積載量ステッカーが貼られているか?
1ナンバー、4ナンバーの小型貨物車にはバックドアに最大積載量を表すステッカーの貼り付けが必要になります。
最大積載量は、車検証に記載されています。それに沿ったステッカーが必要になります。
ステッカーを剥がす、表面が日焼けして剝がれているケースがありますが、その際にも新しいステッカーが必要となります。

このように、実は車検が通らないあるある事例をいくつか紹介させていただきました。
よりお客様が快適に安心してカーライフを楽しめるように心を込めて整備いたします。
車検の前には、こちらのブログを参考にしていただけたら幸いです😊✨


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愛媛トヨペット空港通本店サービスフロントの白石です。
気温がどんどん高くなってきています。
水分補給をこまめにして熱中症には十分お気をつけください。
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今回は、車検を受けるときの保安基準にまつわる、知ってそうで知らない車検が通らないあるある事例を挙げていきたいと思います。
1、フロントガラスに貼っていいもの、悪いもの
フロントガラスにステッカーや吸盤式のお守りや初心者マークなどをつけている方がいらっしゃいますが、実は「NO」なのです。
吸盤式のものを貼ってはいけない理由としては、単純で視界を遮ってしまうからです。
安全に運転していただくために、貼っていいもの以外は貼らずに、クリアな状態でカーライフを楽しんでいただきますよう、お願い致します。
フロントガラスに貼っていいもの
・検査標章(新しい車検証と一緒に交付されるステッカー)
・保安基準適合章(車検整備後、新しい車検証が届くまでに代わりに貼っておくステッカー)
・ETCアンテナ
・ドライブレコーダー
・TV放送用受信アンテナ
・人工衛星を利用した位置検出システム(GPS)の電波を受信するためのアンテナ
・オートワイパー設定時に、ワイパーを作動させるためのレインセンサー
などなど、国土交通大臣、地方運輸局長が指定したものです。
貼り付け方については、車種や貼りつけるアンテナによって場所が異なることがあります。
詳しくは、弊社スタッフにお問い合わせくださいませ。

2、運転席、助手席のヘッドレストの取り外し
ヘッドレストとは、シートの上部にセットされたもので衝突から頭や首を守る部品のことです。
事故の際に乗員を守ってくれる必要なパーツになりますので、運転席や助手席のヘッドレストは取り外さないでくださいね。
日常の安全のため、ヘッドレストを装着をした状態で運転を楽しんでください。

3、貨物車について
①荷室の荷物
車検の検査では「検査時車両状態」である車両でないと完成検査を受けることが出来ない決まりになっています。
検査時車両状態とは、空車状態の車に運転者1名が乗車した状態です。
お仕事の関係上、棚などの荷物、精密機械を積んだりすると思います。積まれている場合は当社スタッフが1台ずつ荷物を下ろしています。
お客様の大切なお荷物、積み下ろしの際に精密機械や棚が万が一傷ついてしまい、ご迷惑をおかけしてしまう可能性もあるので、検査時には荷物、棚は下ろしてもらうことをお願いしています。

②セパレートバーの取り外し状態(荷室の仕切り棒)
1ナンバー、4ナンバー車で積載量が500㎏以上の貨物車(ハイエースなど)にはセパレートバーがもともと取り付いています。
セパレートバーとは、乗員と荷室を仕切る必要があり、荷物から乗員を守る働きをしています。安全のためにも取り付けた状態でのご使用をお願いいたします。

③座席の取り外し
荷物を載せる際に邪魔になり、荷室を広くするためでも、2列目のシートを取り外さないでください。。
車検の検査の際に車検証に記載されている人数分のシートがボルトで固定されている必要があります。
④貨物車専用のタイヤの装着
タイヤを交換される場合、サイズの問題だけでなく貨物専用のタイヤを装着しているかが重要になります。
例えばハイエースの場合、
195/80R15 107/105LT
というサイズですが、この中で107/105LTの数字が重要になります。
107/105の数字は【荷重指数】といって、タイヤの強度を指数として表しています。
LTは、ライトトラック(小型貨物用タイヤ)を表しています。
乗り心地を考えて乗用タイヤを装着される方もいますが、強度不足となり、荷重オーバーでタイヤバーストにつながりこともあります。
強度を確保したタイヤを装着し、安全に走行するため適正なタイヤの使用をして下さい。。
⑤バックドアに最大積載量ステッカーが貼られているか?
1ナンバー、4ナンバーの小型貨物車にはバックドアに最大積載量を表すステッカーの貼り付けが必要になります。
最大積載量は、車検証に記載されています。それに沿ったステッカーが必要になります。
ステッカーを剥がす、表面が日焼けして剝がれているケースがありますが、その際にも新しいステッカーが必要となります。

このように、実は車検が通らないあるある事例をいくつか紹介させていただきました。
よりお客様が快適に安心してカーライフを楽しめるように心を込めて整備いたします。
車検の前には、こちらのブログを参考にしていただけたら幸いです😊✨


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