マイカーいいとこ発見ブログ~ヘッドライト編①~光源の種類と見え方
2017.10.03
マイカーいいとこ発見ブログ担当の和田です。少しずつ夜が長くなってくるこの季節。早めのヘッドライト点灯をしていますか!?今回は、そんなヘッドライトについてご紹介します!
私は、クルマを顔にたとえた時、『ヘッドライト』=『目』となる気がします。顔の印象を左右する『目』ですから、車種によっていろいろなデザインがあります!何の車種か、わかりますか!?
ライトの光源の種類には、ハロゲン、HID(キセノン)、LEDなどがあります。
ハロゲンは、少しオレンジがかった色で、球交換も安価です。ハロゲンの中には白色光で明るい種類もありますが、寿命が短くなります。光源の明るさを増幅するためにマルチリフレクション式(複数の反射板)とプロジェクター式(投影機のようなレンズがついたもの)があります。写真のシエンタの場合、車両内側はマルチリフレクション式、外側はプロジェクター式です。
HID(キセノン)はハロゲンランプよりも明るく寿命も長いですが、球交換が少しお高め(車種によりますが、純正で1万5千円前後)です。また、バラストという電圧や電流の制御をする部品が必要ので、ハロゲンランプから変更するのに、新車メーカーオプションでも後付けでも5~7万円前後のものが多いです。
ご家庭の電気と同じでLEDは省電力、長寿命、高価(メーカーオプションで7~10万円前後)です。また、LEDの直線的な光という特性を活かし、必要なところだけをハイビームにしてくれるアダプティブハイビームという機能がついたものもあります。複数のLEDにより可能になりました。LEDとHIDには、車体の前後の傾きを感知しライトの高さを自動調整するオートレベリング機能があるものがほとんどです。
ヘッドライトのデザインを大きく左右するのが、レンズの形状やライトの配置、球の数です。ヘッドライトの中には、ハイビーム、ロービーム、クリアランスランプ、コーナリングランプ、デイライト、ウィンカーランプ、フォグランプ等のライトが入っています。ハイビームとロービームには、電球1つがどちらも兼ねている単眼のタイプと、それぞれに電球がある複眼のタイプがあります。先ほど紹介したアダプティブハイビームは、もちろん複眼です。現在当社から販売中の車種はハロゲンのタイプのものと、プロジェクター式の単眼LED(カタログではBi-Beam LEDと表記)のものが多いです。プロジェクター式のヘッドライトには球状のレンズがあり、目ヂカラがあるように見えます。また、クリアランスランプもLEDのライン状のものがあり、アイラインを際立たせてくれます。
車種、グレードによっても変わるヘッドライト。印象も大きく変わってきます。あなたも、愛車の目(ヘッドライト)を見つめて語り合ってみてください!